第1章 工臨との出会いの時期

1.初めて見た工臨

工臨を見たい。だが、運用がわからない・・。
いったい、どんな運用になっているのか・・
運用の状況を調べつつ、その時が来るのを待った。


そんな中、2004年に入り、
早々その機会は訪れた。静岡地区で運用されているEF64−2号機牽引の工臨だった。

静岡地区にて工臨運用に就くEF64−2号機 東海道本線 由比−興津 04.1.27.撮影

同年2月頃以降も、JR東海の機関車群は、次々と検査のための入出場が行われており、
当時は、現在の状況を思うすべも残念ながら無かったのであった。


その後、工臨にロングレールを輸送する、通称”ロンチキ”なるものに遭遇する。
静岡地区での運用の多かったため、三河地区では珍しいEF64−2号機ロンチキであった。

三河地区から返るEF64−2号機ロンチキ 東海道本線 二川−新所原 04.3.19.撮影

また、名古屋地区からの定尺レールの輸送では、EF65−111号機を中心とした運用が行われていた。

名古屋地区から定尺チキ工臨の運用に就くEF65−111号機 東海道本線 二川−新所原 04.3.26.撮影


2.ゴハチとユーロ色機の工臨

工臨の撮影を始めた頃、JR東海では、貴重な原色機での工臨運用のほか、
ユーロ色機での工臨、更には、飯田線用にはEF58形が工臨運用に就いている事を知ることになる。

飯田線の工臨は、豊橋までの送込み機と飯田線用のEF58形との
工臨運用になっていた。
送込み機には、EF65−111号機、飯田線は、青のゴハチ157号機と茶のゴハチ122号機であった。


そして、ついに、ゴハチ工臨と出会う時がきた。

豊橋へチキを送込むEF65−111号機 東海道本線 三河大塚−愛知御津 04.5.19.撮影

飯田線元善光寺へ向かうEF58−157号機工臨 飯田線 江島−東上 04.5.20.撮影

となると、続くはユーロ色機工臨との出会いだ。

その機会も程なく訪れることになった。

ロンチキ13両を牽引し、名古屋地区から返るEF64−66号機 東海道本線 新所原−鷲津 04.6.17.撮影

翌18日には、ユーロ色機EF66−35号機チキ工臨撮影の機会も訪れ、
ユーロ色機工臨との出会いも果たすことになる。


残すは、茶のゴハチことEF58−122号機工臨との出会いだ。
3ヵ月が経ち、その願いも叶うことになる。

飯田線伊那松島よりの返却工臨に就くEF58−157号機工臨 飯田線 東上−江島 04.9.9.撮影

飯田線三河川合へ向かうEF58−122号機工臨 飯田線 長山 04.9.15.撮影

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