**静岡〜三重〜愛知 4線めぐり**
【遠州鉄道】モハ30形25号夏休み特別運転
【三岐鉄道】三岐線85周年記念ED222号公開開始
【養老鉄道】東方操車場改名20周年特殊系統板掲出運転
【城北線】ビアトレイン運転

7月30日、静岡三重愛知3県の4線一気巡りをしてみました。

まずは、静岡は遠州鉄道。

遠州鉄道では、昨年、大好評であった”30形モハ25号”の夏休み期間特別運行を今年も行った。
この車両は、現在、定時運行をしていない遠鉄最後の吊掛け車両で、
今年は、7月16日〜8月27日の土曜日に、
定期列車として西鹿島新浜松間を3往復した。

夏の特別運転を行った30形モハ25号 遠州鉄道 西鹿島−遠州岩水寺 管理人提供報告

夏の特別運転を行った30形モハ85号 遠州鉄道 西鹿島−遠州岩水寺 管理人提供報告

続いては、三重の三岐鉄道。三岐線85周年記念として、ED222号公開開始したらしい。

今年7月23日に開業85周年に迎えた三岐鉄道では、
かつて三岐線で活躍した電気機関車ED222号機を西藤原駅に展示、一般公開を開始した。

この機関車は、1925年、アメリカのボールドウィン社とウェスチングハウス社により共同製作され、
1926年に当時の信濃鉄道へ輸入、
信濃鉄道や国鉄で活躍した後、1956年に三岐鉄道が譲受し、
三岐鉄道ED222号機として富田駅構内での入換作業などに従事、
28年間三岐線で活躍した車両で、
1984年に現役を引退した後は、員弁郡大安町に譲渡、公園で展示されていたものを
2014年に再び三岐鉄道が譲り受け、2年の歳月をかけて修復作業を行い、
今年6月、西藤原駅へ搬入された。

 展示される西藤原駅前公園では、新車のように蘇ったED222とともに、
昭和6年製造のSLであるE102号機及びDB25号機の3両が展示されている。

非常に綺麗に蘇ったED222 三岐鉄道三岐線 西藤原 管理人提供報告

ED222の銘板 三岐鉄道三岐線 西藤原 管理人提供報告

E102号機SL 三岐鉄道三岐線 西藤原 管理人提供報告

DB25号機DL 三岐鉄道三岐線 西藤原 管理人提供報告

この後は、近くの養老鉄道へ。
東方操車場改名20周年ということらしい。

養老鉄道では、東方操車場が改名されて以来、今年で20年を迎えることを記念し、
一部車両に”東方操車場改名20周年”の特殊系統板を掲出して運転を行った。

かつては、貨物駅・信号場として使用されていた本個所であるが、
1996年に廃止、現在の名称に改名された。
系統版の掲出運転は、
7月20日〜8月21日までの主に大垣桑名間の定期列車で行われた。


東方操車場改名20周年”の特殊系統板を掲出運転する620系D23編成623号 養老鉄道 下深谷−播磨 管理人提供報告

東方操車場改名20周年”の特殊系統板を掲出運転する620系D23編成523号 養老鉄道 播磨−下深谷 管理人提供報告

最後、4線目は、愛知県は城北線へ。

東海事業交通城北線では、7月30日のみの限定で、特別企画”ビアトレインに乗ろう”を開催した。
この企画は、地上20mからの景色を眺め冷えたビールを飲みませんかというもので、
勝川枇杷島間を往復で運転された。

使用車両は、キハ11形301号で、走るビアホールと書かれた缶ビールをイメージした専用のヘッドマークが掲出された。

キハ11−301に専用HMも掲出した城北線走るビアホール”ビアトレイン” 城北線 尾張星の宮−枇杷島 管理人提供報告

この周辺の各鉄道も、いろいろなことを開催していますね。

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