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【近江鉄道】220形メモリアル列車運転
5月31日、近江鉄道において、220形メモリアル列車が運転された。
同形式は、合理化のための在来車の置換えのために1991年から6両製造された車両であり、
様々な流用部品を利用して車体を新造した車体更新車で、
吊り掛け駆動車ながら、
空気ばねや電気指令式ブレーキを採用した新旧技術の車両であったが、
残念ながら老朽化により100系へ置き換えられ、
2015年3月13日に定期運用を終えていた。
今回は、
5月31日をもって同形式の営業運転の終了を記念して、
220形メモリアル列車として、近江鉄道全線を1往復、臨時列車での運転を行った。
運転は、
彦根→近江八幡→貴生川→米原→多賀大社前→彦根の行程で全線1往復であった。
運転車両は、同形226号で、下り方にゴールドの、
また、上り方にシルバーベースのラストラン専用のヘッドマークが掲出された。
全線運転を終えた226号は、近江鉄道ミュージアムに入線し、
当日の記念ヘッドマークや仕業表の入札販売他、つり革等の部品販売が行われた。
しかし、近江鉄道のEL群はすごいですね。