【あおなみ線】SLあおなみ号運転(17日)
2月16.17日、あおなみ線において、
”SLあおなみ号”が運転された。
この運転は、名古屋市が、
あおなみ線の利用促進と将来的にSLを観光資源にしようという構想での実験運転で、
名古屋駅と名古屋貨物ターミナル間において、各日3往復運転された。
使用した編成は、JR西日本からの車両で、
貨物ターミナル方から
C56−160号機(梅小路運転区所属)+12系3両(宮原総合運転所所属)
+DE10−1118号機(梅小路運転区所属)という編成であった。
出発前、名古屋駅においては、
SLあおなみ号専用のヘッドマークの除幕式他、出発式典も行われた。
この実験走行では、
定期的な運行を目指すうえで必要なコストや設備面の課題、
騒音や煙など沿線の環境への影響が調べられ、
100倍を超える抽選に当選した1200人の乗客を乗せて
名古屋市中心部約5キロを20分余りかけて走行した。
晴天に恵まれた運転日には、市街地を走るSL列車で、
同地区では27年ぶりの走行ということもあり、
観覧会場となったささしまライブ付近を中心に、
各日2万人程の人出となった。