**国鉄色キハ58系を求めて富山〜金沢へ**
【JR西】高山本線国鉄色キハ58系
【JR西】はくたか号489系代走
【JR東】485系臨時夜行急行”能登”
【JR西】485系臨時雷鳥号運転
3月4日、
冬に入って以来、時期を待ち望んでいた
高山本線の国鉄色キハ58系のさよなら運転。
3月に入り、いよいよ運転を始めた。
となれば、早速、出かけてみることに。
485系も終焉を迎えるということで、
富山〜金沢界隈へのミニ撮影に出発です。
まずは、午前中の高山本線キハ58の運転へ。
3月12日のダイヤ改正で引退となる富山地域鉄道部所属の
国鉄急行用気動車「キハ28・58」系が、
”ありがとうキハ28・58”とデザインされた専用のヘッドマークを掲出して運転された。
掲出期間は、
平成23年3月1〜11日で、
基本的に朝及び夜に高山本線富山越中八尾間で平日4往復・土休日1往復の列車に掲出された。
国鉄急行用気動車キハ58系最後の定期運転列車であったが、
今回の同車両の引退で、
日本全国で活躍したキハ58系の定期運転区間は消滅することとなった。
この後、撮影ポイントとなるこの陸橋に到着。
DE10の貨物列車が通過する。。
また、高山線のキハ120形には、専用のHMが掲出されていた。
高山本線を活性化しようと、
富山市が”高山本線活性化社会実験”として2006年から始めた試みは、
富山猪谷間での運行本数増便と西富山速星間に臨時駅婦負鵜坂を設置し、
キハ120形には、「もっと高山本線」とイラストされたヘッドマークを掲出して行われてきた。
この試みも3月のダイヤ改正にて終了となったが、
この試みの結果を踏まえ、
実験終了後も、
臨時駅であった婦中鵜坂は存続、
増便された運行本数もほぼそのまま継続することに決定された。
その後、北陸本線倶利伽羅へ向う。
途中、西高岡の陸橋へ寄ってみることに。
475系ブルートレイン??がやってきた。
この塗色、もっと多くなっているのか・・と思いきや、
今回見れたのは、これ1回だけでした。
続いて81カモレを待つも、
かなりの雪が・・・
その後、倶利伽羅へ到着。
81カモレ狙いでこの場に居座るも・・・
なんだか、ただならぬ雰囲気が現場に漂っていた・・・
で、その雰囲気の中、それはやってきた。
”ぼんたか”・・
はくたかの489系代走運転であった。
金沢越後湯沢間を走行する”はくたか”号が、
金沢総合車両所所属の489系ボンネット編成9両にて、
代走運転された。
代走運転を行ったのは、
はくたか19号及び越後湯沢折返しの22号で、
赤のイラストヘッドマークを凛々しく掲げたその姿は、
かつてのその勇姿をはっきりと思い起こしてくれた。
ということで、実際、初めての対面となったこの編成。
かなりの緊張感が走ってました。
夜には、22号で金沢に戻ってくるらしい・・・
で、こっちも捕らえておきたかった455系普通電車。
6連は予想外でしたが・・。
で、夜の金沢駅へ。
雷鳥号到着のホームへ。
3月12日のダイヤ改正で置き換えられた485系雷鳥号。
金沢駅では、早朝出発の雷鳥8号及び夜間到着する雷鳥33号のために、
昨年の北陸・能登の廃止時と同じように、
早朝出発用の2番線と夜間到着用の7番線に、
おすすめ撮影スポットとしての表示も行われた。
横には、七尾線の415系。
さすがに種車が113系だけあって、
面影が残っていますね。
こちらは、老い先短いと思われる419系。
ちなみに、月光形先頭車は見れなかった。もうないのかな??
で、いよいよ戻ってきたボンネットはくたか。
元気に車庫へ引き上げていきました。
と横をみると、国鉄色の北越号。
あれ、T18編成じゃないの!
おまけに、臨時になった485系急行”能登”号。
昨年3月のダイヤ改正にて、臨時列車となった金沢上野間の夜行急行”能登”号であるが、
3月は4日金曜日発にて485系臨時列車としてその姿を現した。
小さいながらも489系時代と同様なイラストヘッドマークを掲出したその姿も、
末永く見れることを祈りながら・・・。
翌日、再び倶利伽羅界隈に出没。。
まずは、朝の475系(かな)6連運用を。
419系とこのシリーズ、、
521系の進出で行き場がなくなる日も近いのだろう・・・。
ちょっと場所を移動して、北越と81カモレを待つことに。
西の485系はなくなるものの、東では、北越号他で
まだまだいろいろ見ることができます。
ここにいると、485系未だ健在!ですね。
で、この旅、最後の狙いとなる”臨時雷鳥号”を狙いに、
金沢より西へ向うことに。
最後の臨時雷鳥号としては、
3月5日に下り雷鳥87号が、同6日に上り雷鳥94号が9両編成で運転された。
ということで、今回の遠征は完結となりました。
485系雷鳥号といえば、
もう何十年も走り抜いてきた名特急。
一つの時代が終わりましたね。