大井川鐵道

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昔から、非常に記念切符が多い会社ですね。
個人的にも、興味のある鉄道で、
記念切符により、この鉄道の歴史が一目瞭然という感じです。

(各タイトルは、発売事項・発売日の順です)



B6系最古の2109号乗車 S45.10.1. 2016.9.19.追記



大井川記念切符のなかでも、かなり初期のものでしょうか。
B6系最古の2109号として、昭和45年8月に千頭にやってきた機関車の切符です。

明治23年イギリス製で、東北、中央、西濃等に転属した経歴がある。
で、この切符は、8月に千頭に来て、10月発売の切符なので、
直ぐに貨物運用に入った写真なのかな。場所も良くわからないし。

でも、もう45年以上も前の記念切符なんですね。




B6型蒸気機関車試乗記念乗車券 S45.12.01.




明治時代の機関車B6型2109号。昭和40年頃、解体を免れ、ここ大井川鐵道にやってきた。
昭和45年11月3日には試乗会が行われた。
井川線において、もう既に、SLの運転が行われてます。
人が乗っているのが、無蓋車ト。今ではあり得ないな。

この場所、多分、千頭を出たバイパスの下ではないだろうか。かつては、複線だった。



自動信号システム完成記念乗車券 S46.2.1. 2017.6.25.追記



昭和45年12月26日に、
大井川鐵道の自動信号システムが完成したことを記念した記念切符。
画像には、千頭に並ぶB6、モハ1、モハ310、113系とかが並ぶ懐かしいものですね。




国鉄10型蒸気機関車運転記念乗車券 S46.04.01.



明治21年製作のドイツ製の国鉄17号機関車。10型17号といっていたかな。
井川線において、運転が開始された。
無蓋車トに、そのまま乗車とは、良き時代でした。

写真は、千頭先のバイパスの下あたりでしょうか。



鉄道100年クラウス17号生誕83年記念乗車券運転会優待乗車券 S46.4.8. 
2017.6.25.追記



昭和45年の大阪万国博覧会で展示されたクラウス17号。
の後、蒸気機関車の動態保存を模索していた大井川鉄道にやってきた機関車。
B6系2109号とともに大井川鐵道井川線で運行された。

鉄道100年の昭和46年に各会の運転会優待乗車券として配られた記念乗車券だった。

その時の会の入会申込書もありました。



SL撮影会記念乗車券 S46.05.01.
2016.6.19.追記



この年の4月11日、千頭でSLの撮影会が行われた。
機関車は、保存の始まった2100形(B6)と10形(B10)の2両。
運転は、このSL重連に、先頭の貨車はワムかな、とトキと展望車スロニ200。
写真は、千頭の第4橋梁でしょうか。こんな編成が懐かしいものですね。




10型蒸気機関車形式図乗車券 S46.5.1. 2016.9.19.追記



B10型17号機が2月11日より井川線で運転が開始された後に発売された記念乗車券。
形式図を描いたものでした。

複数ものだったか、単品だったのかは不明です。




大井川をゆくミニ客車記念乗車券 S46.5.15. 2017.6.25.追記



この年の2月に名古屋で展示された井川線のミニ客車スロフ1形が、
大井川鐵道に戻って来たときの記念切符。
電気機関車に牽かれる貨車も客車もミニサイズですね。

この頃、ダム建設のため(長島ダム)、廃止のうわさも流れていたようですね。

写真は、第1橋梁の俯瞰ですね。左岸側には、まだ温泉施設等ありませんね。




大井川をゆくクラウス17号記念乗車券 S46.5.15. 2017.6.25.追記



明治21年製の10形機関車17号。
この年2月に大井川鐵道に入線、金谷より千頭に向かう途中、大井川の沿線を走り抜けていった。

昭和45年大阪万国博覧会で展示された後、
既に2109B6が動態保存されていた大井川鐵道にやって来た時の回送シーンであろう。

このころから蒸気機関車の動態保存を模索していた時期で、
この後、井川線千頭川根両国駅間で使用された。

運転終了後は、昭和58年に岩手県遠野市に寄贈されていった。




急行すまた増発記念乗車券・急行券2枚ダイヤ改正 S46.06.15.



昭和46年4月26日の大井川鐵道ダイヤ改正では、金谷千頭間に2本の急行電車が走り出した。
クロスシートに改造されたモハ309号が使用された。
当時、急行券は、50円だった。

写真は、金谷をでた大代川橋梁ですね。




’71大井川レールファントリップ参加記念乗車券 S46.7.25. 2017.6.25.追記



昭和46年にレールファントリップが開催された時の参加記念切符だった。
その時は、113系の山岳夜行列車南アルプスで金谷〜千頭へ、
井川線へは、DD100+スロニ+トキの特別編成列車で千頭から井川へ向かった。
機関区や撮影会が開催されたものでした。

懐かしい113系入線は、家山抜里間の河川からの場所かな。




奥大井・寸又新幹線ワイドツアー記念乗車券 S46.8.1. 2017.6.25.追記



昭和46年6月から、新幹線こだまを利用した東京からの新幹線ワイドツアーが開始された。
その記念に発売されていた記念切符。
東京から3時間程度で井川線入口に到着できるという設定で、
日帰りと寸又峡1泊の2コースが用意されていた。

日帰りコースでは、井川駅からは静岡へ山越えのバスだった。




森林鉄道混合列車運転開始記念急行券 S46.8.1. 2017.6.25.追記



昭和46年の4月26日のダイヤ改正で、
井川線の列車数を増やすために貨物列車に客車を連結した混合列車が登場した。
列車番号が混合201レとかになっており、千頭井川間を冬季以外に1往復していた。

写真は、奥泉の駅でしょうか。

けど、切符は、本線の急行券でした。




電車・バス両用洗車機本使用開始記念乗車券 S46.8.1. 2017.6.25.追記



なんとバスと電車の両方が洗車できるという両用洗車機がお目見えした。
すかさず記念切符になった

。いろいろ試験もされていたようで、本仕様開始できたところでの発売となったようだった。

現在は、どうなっているのだろうか。




B6復活記念乗車券 S46.09.20.



昭和45年に試乗会を行ったB6型2109(上に記念切符も有り)。
静態保存の予定だったが、有火で復活、動態保存されることになった。
この頃は、この機関車は永久に動態保存されるということでした。

この写真は、千頭先の踏切かな。




フェリー列車運転開始記念乗車券 S46.9.20. 
2017.6.25.追記



井川線において、昭和46年の夏頃から運転されたフェリー列車。
井川線沿線の大井川沿線は、道が険しく道路が普通になることもあるらしく、
鉄道に自動車を積んで運ぶというフェリー列車が登場、
結構、喜ばれたものらしい。

この撮影場所はどこだろう。




寸又線バス代行列車運転記念乗車券 S46.10.20. 
2017.6.25.追記



大井川鐵道のバス路線である寸又線は、
かつては、地形が険しく道路が普通になることが少なくなかったらしい。
昭和46年の夏頃も千頭奥泉間で道路が普通となったが、ここで、バス代行列車が運転された。

列車代行のバスは見られるが、その逆のバスの代行で列車というのは珍しい。
それを記念切符にしたものがこの切符だった。

確かに、現在の県道77号線とか388号線の整備がまだ完了していなかったときは、
林道みたいで、廃道レベルで跡が見られるあの道だったのだろうか。




大井川鉄道スピードアップ記念急行券2種類 S46.10.20. 
2017.6.25.追記



大井川鐵道では、
昭和46年の8月25日より、本線列車のスピードアップを行った。
これにより、金谷千頭間は55分となり、東京より3時間圏内で千頭に到着できることになった。
それを記念した急行券が発売された。

橋梁は第3橋梁だろうが、直線はどこだろうか。




全通40周年記念乗車券・しらさぎ号、モハ6000形入線記念 S46.12.10.



昭和6年に全通した大井川鐵道は、昭和46年に開通40周年を迎えた。
かつては、木材輸送に、C12形も新製された。
急行車両としては、モハ6000形やしらさぎ号が入線、使用が開始されました。

写真の青部駅は、現存する駅舎の徳山トンネル側寄りにもう一つあった建物だろうか。




島田ジャンボボウル開業記念 S47.03.18.



島田の駅前に開業したボウリング場を記念した記念切符。
ちょうどこの頃、テレビのCM(シャンプーだったか)でボーリングの律子さんが登場。
ボーリングが大ブームが起きたときですね。
当時は、この地方最高だったという。もちろん、大井川鐵道経営ですね。




井川線の自然シリーズ(1〜2)乗車券2枚 S47.04.10.



このころ、井川線沿線にダムの建設計画が本格化してきており、
水没してしまう地区や井川線自体の廃線あるいは付替えの可能性もあったことから、
将来への沿線自然の貴重な資料としての自然シリーズ物であった

写真には、沿線に咲く3月のわさびや4月のやまぶきがこのシリーズ1だった。




井川線の自然シリーズ(3〜5)乗車券3枚 S47.07.01



ダム建設も実施計画段階となってきたころ。
自然保護列車を運転し、井川線自然調査も本格化することになった。

4月の八重桜や6月の栗の花がこれシリーズ2だった。
このでっかいディーゼル機関車は懐かしいものですね。




鉄道100年記念SL特集記念乗車券4枚 S47.08.15.



各鉄道会社でもいろいろな記念切符が発売された鉄道100年を記念した記念切符。
当時、大井川鐵道では、輸入SL機の保存に力を入れていた。
ドイツ製の1275型(1911年製)、ドイツ製の10型(1889年製)
イギリス製の2100型(1891年製)があった。

金谷の大代川橋梁を渡る2100型SL(通称B6)の貨物列車は懐かしいものですね。




井川線の自然シリーズEFG(6〜8)乗車券3枚 S47.09.25.



ダムの建設も着実に進んでいきそうになった頃。
井川線の自然記録シリーズも進んでいきます。

きつつきの開けた穴のある電柱や8月のたまあじさい、
かわね路で有名なこんにゃくがシリーズ3だった。




クラウス17号公開運転記念券 S47.11. 
2017.6.25.追記



クラウシ17号の大井川鐵道公開運転を記念した記念券。

クラウス保存協会が発行したものだが、現在はどうなったのでしょうか。




井川線の自然シリーズH〜L乗車券5枚 S47.11.10.



ダムの建設準備が進み、井川線も水没も免れない状態になり、同線の水没、廃止が問題となってきた頃。
井川線の自然記録シリーズにも、ダムの予定地となる地区の写真が紹介されました。

8月の栗のイガやカヤの実、10月のアケビの実がシリーズ4だった。




井川線の自然シリーズM〜P乗車券4枚 S48.01.10.



町が調査に同意、ダム建設が本格化し、井川線も水没廃止が更に問題となってきた頃。
井川線の自然記録シリーズも続きました。

10月のせんぶりの花、川原グミ、9月うどの花、沿線のコウモリがシリーズ5だった。

自然シリーズも、ダムの建設及び井川線水没も決定したが、このシリーズはもう少し続いたようでした。




井川線の自然シリーズ18〜22乗車券5枚 S48.3.10. 
2017.1.5.追記



ダム建設が急速に進み、いよいよ現井川線は来年までになりそうになってきたころ。
現在の井川線の姿を残す自然記録も第6弾が出ました。

井川線でのSLや客車の写真、ヤマメの稚魚と水没する長島駅周辺の俯瞰写真が紹介されてました。
このシリーズはこれで完結だったのかな。




井川線水没記念@〜D5枚 S48.4.29. 
2017.6.15.追記



長島ダム建設による井川線の水没記念シリーズの第1弾が見つかった。

水没することを記念し、その時の姿を後世に残しておくべく発売された。

写真では、水没区域が現され、井川線沿線に見られるフキのトウやかやぶき民家、
澄み切った青い水、野の仏などの自然環境が紹介されている。

いよいよ水没が本格化してしまうことになった。




井川線水没記念E〜I5枚 S48.06.15.



ダム建設も実際に現地での調査が本格化してきた頃、
井川線水没記念として発売された記念切符。
水没する地区を中心に、その風物を記録に残していくというシリーズ物でした。

4月のかたくりの花、くろもじの花、水没地区唐沢のムササビ、水没する井川線犬間地区が紹介された。
ただ、残念なことに、このシリーズはこれしかなく、その他のシリーズ物が不明です。




井川線シリーズ@〜D5枚 S48.9.1. 
2017.1.5.追記



自然シリーズが完結したかなと思ったら、続くは、井川線シリーズが出てきました。
井川線の風物を伝えるために発行されたようです。

第1弾は、水没地区の水セリやホウの実の自然や、スロニ200展望車や長島車庫の紹介、
そして接阻峡の紹介。接阻峡では砂金が取れたらしいですね。

オープンデッキで奇勝を巡れるという井川線の紹介でした。




浜松・千頭直通運転記念乗車券3枚 S48.10.07.



昭和44年4月26日より東海道本線静岡からの80系千頭直通快速”奥大井”運転とともに、
昭和48年10月7日からは、浜松からの直通電車113系”すまた”号の運転も開始された。

千頭での2109号(B6)との並びや金谷の大代川橋梁など、懐かしい写真ですね。




C12型SL入線記念3枚 S48.10.31.



C12の164号機が、静態保存のため昭和48年9月に回送され、10月より千頭駅前にて展示された。
その入線を記念した記念切符。
このC12は、昭和62年こには、動態保存として運転されていたこともあったが、
現在は、新金谷にて静態保存されていますね。

写真には、同じころ入線したクラウス15号と動態保存中のB6との重連や
東海道本線を輸送されてきたC12の金谷での引継ぎのようすが見られます。
機関車は、EF18型か。




クラウス15号SL入線記念3枚 S48.10.31.



C12−164号機と同時期、昭和48年9月、クラウス15号が入線した。
この機関車形式としては、前年には、クラウス10型が千頭に展示されていたが、
そちらは17号だったか。
ということは、千頭で15号は17号と再会を果たしたことに。
ただ、両機とも、現在は別の場所で保存されているはず。

写真では、15号の千頭への回送シーンや同時期に入線したC12−164号機がみられます。




井川線シリーズE〜I5枚 S48.11.15. 
2017.1.5.追記



井川線シリーズ第2弾が登場。
今回は、サワガニ。大井川はサワガニの名所として全国区です。

車両関係では、オープンデッキのスハフや井川駅の紹介、
さらに寸又峡を超えて走っていたという寸又森林軌道の保存車両の紹介。昭和44年に廃止され、寸又峡温泉に保存されているらしい。
そして、関の沢橋梁を下から見た写真。ここ歩けば行けるのか?

このシリーズは、これで完結だったのか、不明です。




SL4重連記念4枚 S49.02.01.



昭和49年2月、前年のクラウス15号の入線を記念してなのか
大井川鐵道の保存SLの4重連が行われた。
この時のSLは、10型15号、1275型1275号、B6型2109号、C12型164号の4両だった。
この時期、17号は既に千頭には居なかったのか、残念ながら不明です。




静岡←→千頭国電直通5周年記念4枚 S49.04.26.



昭和49年4月26日、昭和44年に80系で開始された静岡千頭間の直通運転。
昭和46年には113系化されたものの、昭和48年には、浜松からも直通運転が実現。
昭和49年には、直通5周年を迎えることになり、記念切符が発売された。

写真では、千頭駅や神尾駅、田野口から駿河徳山へ大井川沿いを走る風景など、
80系や113系の入線する懐かしいシーンが見られる。




南アルプス国立公園10周年記念乗車券@3枚 S49.06.01.



昭和49年6月1日、
昭和39年に南アルプスが国定公園に指定されて以来、10周年となった記念切符。

写真には、南アルプス各岳に大井川鐵道のSLが重ねて紹介されている。
シリーズ物として登場しました。




南アルプス国立公園10周年記念乗車券A4枚 S49.07.01.



南アルプスが国定公園指定10周年記念のシリーズ物第2弾。

写真には、冬の南アルプス各岳や岳に棲む雷鳥やキキョウの花が紹介されている。




南アルプス国立公園10周年記念乗車券B5枚 S49.08.01.



南アルプスが国定公園指定10周年記念のシリーズ物第3弾。

今回も、写真には、南アルプス各岳や雷鳥、たかねまつむし草が紹介されている。

この後、まだシリーズが続いたのか、残念ながら不明です。



よみがえるSL記念乗車券C12形5枚 S49.9.14. 2017.6.25.追記



C12は、昭和7年より300両近くが製造されたSL。
国内では、昭和50年春にSL全廃となる予定であったころ。

大井川鐵道では、各種SLの動態保存を考えていたころに発売された記念切符。

写真では、大井川鐵道で活躍する旅貨混合列車等が紹介されている。
5枚目の急行券は、昔の写真のものでしょうか。



B6型SL記念乗車券@5枚 S49.11.1.
2017.1.5.追記



日本のSLが、昭和50年春に全廃されることを機に、SLの動態保存を考えた大井川鐵道。
このB6型は明治の代表機で、明治24年製の2100型が大井川鐵道のB6でした。
その乗車記念に出された記念乗車券でした。

写真では、大井川鐵道を走るB6−2109号の姿や、日章旗を掲げた2109の姿があります。
この日章旗の写真は、結構古そうですが、どういった写真かは不明。



B6型SL記念乗車券A5枚S50.1.1. 2016.9.19.追記



大井川鐵道でB6型が復活して5年ほどが過ぎたころ発売されたシリーズ第2弾。
この頃は、10型、1275型、2100型、C12型の4形式のSLが運転されていましたね。
この中で、B6を記念乗車券として取り上げた記念シリーズものの第2弾です。。
4枚目の写真では、C12を除いた3重連での運転が行われた時の様子。
上段の道路を見ると、この頃も多くの人が注目していたことが分かりますね。




創立50周年記念乗車・入場券・名所図絵5枚 S50.03.10.




大正14年3月の創立以来、50周年を迎えた大井川鐵道。

写真では、かつての交通手段であった船や1822年に作られた灯篭、
当時現在の主力であった急行電車やSL列車の運転が紹介されている。

また、大井川鐵道沿線名所図絵切符なる横長い入場券もあり、
昭和6年秋に描かれたらしい鳥瞰図絵師吉田初三郎氏の描いた図絵が紹介されている。
この時代に、こんな絵図が描けたとはね。凄い。




SL試乗記念乗車券8枚 S50.05.26.



大井川鐵道では、この当時、写真の4機のSLの動態保存を行っていた。
とともに、試乗ができる機会もあり、その試乗記念として発売されていた乗車券。

一部、SLの形に切り取られた記念切符でした。




山岳夜行列車運転5周年記念乗車券6枚 S50.07.26.



これも、凄い列車でした。
昭和45年7月10日に運転を開始した南アルプスへの登山客向けとして
名古屋及び東京から夜行普通列車として運転された列車に、
金谷駅にて接続し、夜明けごろに井川方面に到着するという凄い列車がなんと運転5周年を迎えたときの記念乗車券。
夜21時や23時に各駅を出発した夜行列車で、井川には朝6時30分に到着の、名前は山岳夜行列車”南アルプス”号。

写真では、この南アルプス号やでっかいDL牽引の井川線列車の他、
早朝、井川へ降り立った人が南アルプスに向かう姿が!!紹介されている。
かつては、こんな凄い列車がいろいろありましたね。

自然の紹介とともに、ちゃんとSLの紹介もしてますね。




50Kg重軌条化記念乗車券@〜E6枚 S50.10.01.



大井川鐵道では、直通運転やSL列車の運転に対応するため、この頃、軌条の重量化を進めてきたが、
その完了を記念した乗車券。
井川線では、標準軌では最も小さいものが使用されているらしい。

写真では、急行すまたが快走しているもの(ここ、どの辺りだろうか??)が見られるが、
あとは重軌条化そのものとは直接関係ないもののような気もする変な記念切符だった。
坊ちゃん列車までもあったりして。

この重量化は、多分、本格的な本線SL運転への準備段階だったのでしょうね。




坊ちゃん列車乗車券6枚 S50.12.01.



大井川鐵道では、テレビドラマ「坊ちゃん」ロケに使うため、
1275型を改装した坊ちゃん列車を運転した。
客車も、材木用貨車を改装。

写真は、編成での試運転やロケのもの。
金谷で改装された車両は、本線を千頭まで回送されていった。




坊ちゃん列車乗車券6枚外袋 S50.12.01. 2017.6.25.追記



上に紹介した記念切符”坊ちゃん列車”の外袋が見つかった。



この後、いよいよ大井川鐵道では、本線での本格的なSLの運転開始が始まることになる。



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